糖尿病患者さんの集い2005.4.4
糖尿病の療養の道は一人で歩くよりは二人で、二人で歩くよりは三人で、三人で歩くよりはと人数が多くなると楽しくなり、正しい療養が長続きするものです。 この中で昭和57年発足した「にれの木会」は会員数100名から120名、患者さん同志の情報交換と親睦を計り活動してきました。発足当初からの会長である葛西利定さんが今年1月30日心臓病で80才でお亡くなりになりました。葛西さんは「隆の里関と糖尿病を語る会」を「にれの木会」主催で立ち上げました。毎年横綱隆の里関(鳴門親方)を札幌場所の時に当病院に迎えて、お相撲と糖尿病を話題に当院3階でお話し会を続けてきました。 「にれの木会」は全国の糖尿病患者さんの集まりである日本糖尿病協会(略して日糖協)に所属しています。日糖協は昭和36年に発足し、世界の糖尿病患者さんとも連携をとっています。この会に入会しますと会の機関誌「さかえ」がお手元に届きます。「さかえ」は毎月1回発行され糖尿病に関する多くの知識、国内や海外の糖尿病情報を教え、患者さん同志の意見交換を掲載しています。この月刊誌を読むことにより、日頃うっかり見逃していた療養のコツ、お薬や検査成績の説明、他の患者さんの療養生活ぶりが容易に分かります。 「にれの木会」に入会されますと(年会費3500円)、病院受け付けで毎月「さかえ」が手渡されます。「さかえ」を読んで、自信をもって療養できる毎日を過ごしましょう。「さかえ」の見本を病院受付で差し上げています(無料)。 平成16年度「にれの木会」総会のお知らせ日 時 平成17年4月23日(土) 午後1時より |