<戻る

世界糖尿病デー

2021.11.8

今年も世界糖尿病デーの時期がやってきました。
世界糖尿病デーとは、世界中で増加する糖尿病に対してのその脅威を認知するために国連により認定された疾患啓発日で、11月14日はインスリンを発見したバンティング博士の誕生日です。シンボルマークの「ブルーサークル」は、全世界を繋ぐ青い空と、輪になって協力し合い糖尿病の増加を防ごうという意味があります。テーマカラーであるブルーのライトアップが全世界で行われ、北海道ではテレビ塔や時計台をはじめとして多くの施設で11月14日にライトアップが開催されます。
毎年当院では、この時期に院内にテーマを決めて展示を行っています。
今年はインスリン発見100周年になるためインスリン療法の過去から現在に至るまでの進歩を外来採血室の前に展示しています。皆さんが使われた懐かしいインスリンも展示されているかもしれません。是非ご覧になってください。
また、廊下には今年のテーマの「筋力低下(サルコペニア)」に関する展示がしてあります。
従来、糖尿病治療の目的は「糖尿病からくる合併症を予防し健康な人と変わらない寿命の確保」とされていましたが、最近ではそれに加えて、高齢化などで増加する併存症(筋力低下・認知症・骨粗鬆症)の予防と管理も大切な側面であると考えられています。
そこで、当院では高齢者ばかりではなく若者にも増えている筋力低下をテーマとして展示しています。コロナ禍でステイホーム・在宅勤務を余儀なくされ、筋力低下を感じている方多いと思います。自分に合った運動を是非実践してみて下さい。

 

[HOME]